日曜、グラミー賞

 2月12日。日曜。休み。娘と妻と泊まった実家で朝飯をいただく。近くにある天然工房のパン屋「ゼルコバ」でパンを買い、帰る。

娘と妻はマンションの友達のところに。俺は一人昼飯で、カップ焼きそばUFOのとんこつ味を食べる。これが思いのほかうまかった。

夜は多摩センターで夕飯。

 2月13日。仕事。娘の受診のため休んだ金曜、そして土日と、3連休後の仕事。月曜はいつでもそうっちゃそうだが、いつも以上に気持ちが入らない。しかも昼飯時にiphoneでツイッターやfacebookをのぞいたら、グラミー賞についての実に魅惑的な書き込みが多数で、ますます仕事に身が入らない。仕事後さっそく飛びつくように見た。

一番の目的というかほとんどここにしか興味がなかった、授賞式オープニングのブルース・スプリングスティーン。新曲「We Take Care of Our Own」。予想どおり素晴らしい。かっこいいわー!!ほんの数分でしかもまったくの新曲でこれだけ盛り上げるってのがよく考えればすごい。

そして、ラストのポール・マッカートニーのアビーロード・メドレー。これはまあスプリングスティーンにくらべ感傷と懐古趣味は多少あるにしても、やはりかなり胸が熱くなってしまった。なんとスプリングスティーンも登場してしまう最後のギターバトルは、思考停止で、ロック最高だなーとつぶやきたくなる。

土曜は国分寺などに

 2月11日土曜。休み。午前中は歯科へ。昼過ぎ、娘を実家に預けに。移動中のモノレールから見える多摩川の河川敷でやたら大きい焚き火やってるなーと思って眺めていて、後で気になって、ニュース検索したら、実は火災だったことを知る。8万平方メートルが焼けたとのこと。

 俳優である自身の従兄弟が主演している演劇を見るため、妻は都内のほうに行っている。その従兄弟は「相棒」に脇役で一回出演(そこそこ長い時間)してたりする。まあ俺の従兄弟じゃなくて妻の従兄弟なんですが、ちょっと自慢したくて書いてみた。

 娘は実家の親のところで遊ばせて、俺は夕飯まで一人で行動することに。とりあえず飯でも食ってCD屋でも行ってみるかと、国分寺へ。日高屋で汁なしソバってのと生ビール2杯を飲食。北口と南口の珍屋で、CD4枚ほど購入。マニアックスのファーストとマーティン・シンプソンのライブ、Tボーンバーネット、テディ・トンプソン(画像参照)。トータル2800円。いい買い物した。毎度言っているが、ジャズ売り場はほとんど見ないで、こっち系ばかりの昨今。

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 珍屋を出たら、マツイさんから「暇だったら家に来い」とのメールが来たので、電車に乗って国立へ移動。多少道に迷ったがなんとかマツイ邸到着。1時間ぐらいと言いながら、結局2時間ぐらいいたかな。おっさん二人がビールを飲んでつまみを食べながら、RCサクセションやブルーハーツなどを聴いて、思い出話などをするという、非常に無駄でありながら至福な休日の夕方を過ごす。

 19時半に実家に戻る。夕飯。演劇のあとは保育園のママ友と飲み会だった妻は21時半ごろ到着。よっしゃまたここから飲むかーと思ったが、娘といっしょに結局寝てしまう。娘の足の痛みはだいぶ治まったらしい。夜にはほぼ普通に立ったりできるようになっていた。

 

今週

 2月4日(土)。国立ノートランクスにて「私の新譜を試聴する会」。参加者は2011年のジャンル問わずのベスト3を各々発表。常連を中心に7~8名が音源をかけた。俺は、アビゲイル・ウォッシュバーン、マーティン・シンプソン、1987年のオーネット・コールマン、それとケンブリッジ・フォーク・フェスティバルDVDに収録されているナタリー・マーチャントをかける。ユニオンを辞めてからの半年は結局ジャズ以外ばっか聴いてたんだなっていう選曲。もっとも反応がよかった(ように思えた)マーティン・シンプソンの「ブラザーズ・アンダー・ザ・ブリッジ」は、ブルース・スプリングスティーンの曲のカヴァー。ホームレスになったベトナム戦争帰還兵を歌った曲(らしい)。ノートランクスのスピーカー・アルテックA7で聴いたらさらによく聴こえたので、自分の2011ベスト第2位まで上がりました。

今年はなんか久々に主導で音楽企画やりたいなと、酔っ払いながらのモノレールで考えた。後ろ向きなところで、「元レコード屋がお薦めする音源」企画とか、どうでしょうか。

 2月5日~6日、日曜と月曜にかけて、河口湖まで旅行。妻と娘と、妻と自分のそれぞれの両親、総勢7名という大所帯で。

間近で見る富士山は、普段八王子から見るそれとは違い、さすがに迫力があった。あいにく月曜は終日雨だったのでその姿は望むことはできなかった。今度は夏にまた来ようと話をする。山梨の名物とされるほうとうは、俺はやはりそれほど好きじゃないなと思った。

 2月7日、8日、9日は仕事。忙しさのピークは過ぎた。となるととたんに緊張感がなくなり適当に仕事してるのが、相変わらずというか自分はいつまでたっても、おっさんになってもダメなとこだと思う。週末は酒をだいぶ飲んだから、この3日はアルコールはいっさい口に入れず。

 2月10日。前の晩の夜中から娘が左足が痛いと訴え、午前から病院を受診。レントゲンを撮ったが骨には異常はなく、筋肉痛か捻挫か?いずれにしても痛みの原因は分からず。痛み止めの坐薬だけ処方してもらう。立つだけでも痛そうで見ているだけでかわいそう。妻が休みとれなかったので、職場と相談して結局自分が一日休ませてもらうことに。娘は家帰って昼寝をしたあとだいぶ痛みがなくなったらしく、おかあさんといっしょを見てる。

スタ丼、日高屋、私の新譜ベスト3企画

 2月2日(木)。朝は7時5分起床。昼に立川のスタ丼で昼飯。ピーカラ丼ってのを食べる。野菜多めの構成。670円だったか700円だったか忘れたが、ちと高い印象。

 帰りは19時半まで仕事で残り、やはり残業だった妻と立川駅前で待ち合わせ。日高屋で餃子定食を食べる。餃子12個で、そこに鳥のから揚げとスープとライスがついて、600円。これは安い。量も多いし、餃子もそこそこ美味しい。

 妻の実家で待っていた娘を迎えに行った。最近は絵を描くのが大好きらしく、この日もママのジイジとバアバの家にある積み木に家族の顔やアンパンマンやうさぎなどを熱心に書いていたらしい。

 2月3日(金)仕事はなかなか緊張感のある内容。曲者が多すぎてどうしようもない感じ。

 帰りはiphoneで音楽を聴く。明日の国立ノートランクスでの「私の新譜ベスト3」企画で何をかけるかもういちど考える。概ね、おれわたベスト2011に掲載したものと同じになると思います。お近くの方で暇のある方は、明日の夜ぜひおいでください。ジャズの店ですが明日のベスト3企画は、ジャンルレスです。酒を飲んで大きい音でいい音楽をみんなで聴くというのは、やはり楽しい。なんかこの先おもしろいことがあるかもなーと、一瞬でも思えたりします。

旨辛ネギたま牛めし

 1月30日。仕事は22時まで。ひさしぶりに遅くなった。

 帰りに同僚と駅前の松屋で晩飯。旨辛ネギたま牛めしの並を食べる。予想以上にうまくて勢いつけて食べてたら、すじ肉なのかえらい硬い部分が入っていて、それを噛んで口の中でゴリゴリ!となった。一瞬、歯が折れたんじゃないか、あるいは詰め物がとれたか?と、びびるぐらいの強い感触。テンションが非常にさがった。

 疲労のため家帰って頭が痛くて、嫁さんに肩をマッサージしてもらったら少し楽になった。明日は最大の山場。明日さえ終われば、気が多少楽になる。

 歯磨いて、ディランとマーティン・シンプソンの曲を1曲ずつ聴いて、今日は寝よう。

 

復活

 休み。朝は8時半起床。iphoneを聴きながら洗濯物を干す。昨日買ったボブ・ディランの「偉大なる復活」。この歳になってようやく聴いたのかい!ではあるが、これがほんとにガッチリねじ伏せられた。ディスク1の6曲目「やせっぽちのバラッド」まで一気に聴いた。ベランダで俺が洗濯物干してる横で熱心にシャボン玉をつくって遊んでいる娘のことはだいぶほったらかして、ディランとザ・バンドの尋常じゃなく熱い素晴らしい演奏に感覚が捕らえられた。身の回りも世の中もクソなことは多いが、こういうの聴いてればギリギリ元気を保てる。

 昼ぐらいに実家に。途中、旧五日市街道沿いにあるゼルコバっていう天然酵母パンの店に寄る。ここは店内にカフェもあり、あと外でヤギを飼ってたりもして、雰囲気よくて、妻も子供も好きな店。実家が近いってのもあってたまに来る。今日は12時ぐらいに到着したのだがなんとパンがほぼ売り切れ。人気あるんだな。もっとも昨日抜歯をしたこの口の状態では、ここの店の固めなパンは俺には無理だが。結局、昼飯は山田うどんで。

 娘が絵の具でしょくぱんまんを描きながら、AKBの「ヘビーローテーション」を口ずさんていてびびった。帰宅は21時過ぎ。

 ガキ使見終わった後、そのままテレビつけてたら、ジュンスカイウォーカーズが完全復活とかっつって出てた。25年ぐらい前のバンドブームの時期に聴いたときも一切心に響いてくるものはないと思ったが、復活のいまのを聴いても、いっさいその感想は変わらない。

 

 

明田川荘之、抜歯、地震

 1月28日。休み。朝の地震で目が覚める。体感としてはひさしぶりにでかいの来たと思った。震源地は富士五湖。来週河口湖の方に旅行に行くので非常に心配。

 昼前にガス点検業者が来た。サンドウィッチマンの伊達に似てる人だった。14時に家を出て町田に。週末恒例の歯医者ではついに抜歯。まったく痛くなかった。あまりに歯が悪すぎるため、長期戦になるとの説明を先生より受ける。歯医者帰りに寄った町田のユニオンでは、今更ながらだがディランの「偉大なる復活」を買う。中古CD国内盤。色別割引で10%引き、990円。

 その後は国立に。ノートランクスでライヴを聴く。ピアノの明田川荘之とテナーサックス片山広明のデュオ。アケタさんを生で観るのは久しぶり。自前のキーボードも全面的に駆使した、相変わらずというか、こちらの記憶を上回る素晴らしさだった。ジャズ聴いてる気持ちよさというより、フォークとかパンクのかっこいい演奏を聴いてるような興奮。ジャズでこういう人ってほんとになかなかいません。エアジン・ラプソディー、クルエルデイズ・オブ・ライフなどの名曲も堪能できた。数年前、「中央線ジャズ決定盤101」の原稿を書いたとき毎日のようにアケタさん聴いたけど、やはり生で聴いたほうが圧倒的に感動する。

(参照)横浜エアジンでの映像→http://youtu.be/XvwkyU0Z4F0

 抜歯したにもかかわらず、酒けっこう飲んだ。