1月前半

 年末年始は12月29日から1月3日まで休み。6連休だった。

前の仕事ではありえなかった長期の正月休みで、家族と本当に久しぶりにゆっくりすることができた。ほとんど家にいたので、心配どおり2キロ近く体重が増える。DVDで「男はつらいよ21作 寅次郎我が道を行く」、「チャイナシンドローム」を観る。

 大晦日は、年賀状をつくるふりをして、2011年のベスト10を選考。数年ぶりに「おれわた」にも投稿させていただく。→http://best2006.web.fc2.com/orewata2011goto.html

 年明けライヴ一発目は、1月4日に新宿ピットインで、森山威男(ds)、板橋文夫(p)、川嶋哲郎(ts,ss)、瀬尾高志(b)のを聴く。

仕事で前半には間に合わず。しかし後半の、アリゲーター・ダンス→渡良瀬→サンライズ→ハッシャバイ→グッドバイという反則の曲目と極限の演奏で、大満足。森山と初共演の瀬尾はぶっとく強靭なベースで非常に目だっていた。このメンバーであると川嶋はやはりコルトレーン的世界に。そして板橋はとにかく若い。100人ほどはいたと思われる客席の層は、男女比が8:2。男は平均年齢58ぐらい?女は35ぐらい?なぜか女性は若い人が多い。

会場でジャズ好きの上司に会ったので、その流れで、帰りは国立ノートランクスにいっしょに寄って飲む。上司のリクエストで、店では森山威男の84年LP「グリーン・リヴァー」をかけてもらう。

 1月7日(土)はやはり国立ノートランクスで、林栄一とスガダイローのデュオを聴く。フリーに行くかと思いきや、モンク曲を多く取り上げていた。良かった。モンク曲はそのミュージシャンのセンスをはっきりと浮き出させると、あらためて思った。

終演後、スガさんと「男はつらいよ」話をしたと思ったが、飲みすぎで内容はまったく忘れてしまった。

 1月14日(土)、朝は娘の保育園でもちつき大会。昼ぐらいから右上の歯茎がうずくなーと思ってたら、夜から右頬が腫れだす。

翌朝鏡を見たら、見事に左側の倍は膨らんでる状態になり、覚悟を決めて町田の歯科に。家族から聞いて評判のよい歯医者。神経治療ということでゴリゴリだいぶやられたが、痛くなくほっとした。

 1月18日(水)クロマニヨンズの新譜が届く。冒頭の「他にはなにも」など、何曲かはブルーハーツ末期の「スティックアウト」時期を思い出させる詩と曲の雰囲気。評判どおり、「ハル」が素晴らしい。

 1月19日(木)ブルース・スプリングスティーン新譜がついに3月発売決定!そして先行発売のシングルの音源がいきなりYoutubeに上がっていた。仕事どころじゃなく、昼休みはそれにかじりつく。残念なことにヘッドフォンを忘れてしまったため、iphoneに耳をくっつけて聴いていた。中学生みたいなことをやってるな・・。

 噂によればアルバムは「シーガー・セッション」的要素もありということらしいが、このシングルに関しては特にフォーキーなルーツな匂いはない。商業的なことも考慮された音になっているなと思った。とにもかくにも楽しみ。早く3月になってほしい。というか、こんなにスプリングスティーンの新譜を心待ちにしている自分に驚いてしまった。

 ジャズをあまり聴いてない。今年に入ってから一番聴いてるのは、ナタリー・マーシャント。